現在のアナログのテレビ放送は2011年7月24日に終了し、地上デジタル放送に移行する予定です。そうなると、現在アナログ放送が使っている電波が空きます。まず、2011年7月25日に、90M~108MHz(1~3チャンネルに相当)と170M~222MHz(4~12チャンネルに相当)が空きます。
平均株価は115円高と大幅続伸、輸出株、金融株中心に幅広く物色=東京株式市場・30日前場
30日前場の東京株式市場は、幅広く物色され、平均株価が前日比115円88銭高の1万4240円35銭と大幅続伸した。現地29日の米国株高やドル高・円安進行を受け、寄り付きから買いが先行。欧米経由で合計650億円の買いバスケット(売りバスケットは国内から150億円)が観測されたほか、225先物に4500枚の買いも指摘され、一時186円高となり、1万4300円台を回復する場面もあった。買い一巡後は急ピッチな上昇に対する警戒感から、上値の重い展開となったが、輸出株や金融株など中心に買いが続き、きょうの高値圏を維持した。
総務省が午前8時30分に発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年同月比0.9%上昇と市場予想平均値(前年同月比1.0%)をやや下回る水準。市場では、「予想された範囲内で、サプライズはない。金利動向に関しても外部環境次第との見方がされており、足元の物価動向だけでは利上げするかどうか決まらない」(大手証券)という。
また、経済産業省が午前8時50分に発表した4月の鉱工業生産・速報値は前月比0.3%減と市場予想平均値(前月比0.5%減)を上回り、「生産動向は底堅さを維持しているとの印象。5月予測も上方修正されており、マーケットに対してもやや安心感を与える内容」(同)としている。
市場からは、「指数では高値を取りに行く雰囲気だが、結局は先物市場での空中戦。売買代金が直近2兆円そこそことエネルギーが乏しく、上値には冷めた見方もある。ただ、農業関連や電池関連などテーマはいくつかあり、今後は循環物色が続くかどうかが焦点だろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1084、値下がり490。出来高は9億4680万株。売買代金は1兆1467億円。午前11時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台後半(29日終値は1ドル=104円98銭)で取引されている。
東証業種別では全33業種中29業種が上昇。ドル高・円安を背景に、キヤノン 、東エレク 、ファナック など値がさハイテク株や、ホンダ 、トヨタ 、デンソー など自動車関連株が指数上昇に貢献。米金融株高に加え、欧州資金流入が観測された三菱UFJ 、三井住友 、住友信託 など銀行株や、大和証G 、野村 など証券株、あいおい 、ミレアHD など保険株も高い。
レンゴー との経営統合が報じられた日本紙 (午前8時20分から午前9時50分まで一時売買停止)や、王子紙 などパルプ・紙株も買われた。東北電 、中部電 など電力株や、大ガス 、東ガス などガス株の上昇も目立った。個別では、前日一時ストップ高に買われたアデランスH が新値追いとなり、値上がり率トップ。ほか、スティール保有銘柄として注目が高まったシチズンHD や、宝印刷 、持田薬 などが急伸した。
半面、ドイツ証が投資判断「Hold」(中立)に引き下げた三井不 、菱地所 、住友不 など大手不動産株が下落。09年2月期連結で最終赤字修正の創建 や、子会社による破産手続き開始の申し立てを発表したゼファー はストップ安となった。日水 、極洋 など水産株も軟調。個別では、前日ストップ安ウリ気配のユニデン が大幅安となったほか、三城 は連日の上場来安値更新となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社